ピックアップ図書
9月に、能登半島大雨災害が発生しました。心よりお見舞い申し上げます。
皆様には、防災用品の確認をお勧めします。
では、今月のピックアップ図書ですが、9月26日に発生から65年となった、伊勢湾台風に関する本を2冊と、久々に、図書担当者が読んだ本を13冊、合計15冊をご紹介します。
▽伊勢湾台風の本 2冊
1 「［シネマ・デイジー］伊勢湾台風物語」神山 征二郎 監督・原作脚本 (デイジー)1時間27分 (点字) なし
昭和34年9月26日に起こった伊勢湾台風の惨劇を描いた劇場用アニメーション作品。甚大な被害を被った名古屋を舞台に、命の危機に追い込まれる女の子の姿を描く。
2 「川のある街 伊勢湾台風物語」清水 義範 著 (デイジー) 5時間39分 (点字) 3冊
名古屋市中心部を流れる堀川を主な舞台に、庶民の暮らしや、未曾有の大災害となった伊勢湾台風との闘いを、著者の体験を基に描く。
▽図書担当者が読んだ本 13冊
3 「走れ！移動図書館」 鎌倉 幸子 著 (デイジー) 6時間9分 (点字) 3冊
大学の講義の時に読んだ本で、東日本大震災や過疎化地域の図書館のあり方が書いてある本です。震災が多い今読んでもらいたい本です。
4 「3秒でハッピーになる超名言100」 ひすい こたろう 著 (デイジー) 7時間10分 (点字) 4冊
新しい自分を見つける言葉、夢をかなえる言葉など、人生に寄り添う古今東西、偉人・賢人の名言を厳選し、著者による解説とともに紹介する。
5 「日本の食材図鑑」 レジア 編 (デイジー) 12時間32分 (点字) 6冊
日本で買える食材に焦点を絞り、その食材が食べられるようになった経緯や、食材としての特徴、品種の変遷、栄養成分などを解説。調理のコツや簡単レシピ、食品成分表などを収録。
6 「大家さんと僕」 矢部 太郎 著 (デイジー) 3時間8分 (点字) 2冊
お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎と一風変わった大家さんとの“2人暮らし”を描いた、ほっこりあたたかなコミックエッセイ。
7 「源氏物語 巻1」 紫式部 著 瀬戸内 寂聴 訳 (デイジー) 10時間43分 (点字) 5冊
最高のラブストーリー「源氏物語」。日本最古の恋愛小説の名作を、誰もが読める美しい日本語で現代語訳した瀬戸内寂聴訳。10巻まであります。
8 「生きるぼくら」 原田 マハ 著 (デイジー) 12時間33分 (点字) 5冊
いじめから、ひきこもりとなった24歳の主人公は、祖母のいる蓼科へ向かう。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
9 「極上の罠をあなたに」 深木 章子 著 (デイジー) 8時間14分 (点字) 4冊
背徳の町で繰り広げられる悪事の数々。悪知恵を働かす悪徳人に、するりと近づく便利屋。騙したつもりが騙される。一筋縄でいかない大どんでん返し。
4つの事件と便利屋の連作短編本格ミステリー。
10 「サード・キッチン」 白尾 悠 著 (デイジー) 9時間50分 (点字) 5冊
都立高校を卒業しアメリカに留学した主人公は、拙い英語のせいで孤独な日々。彼女を救ったのは、多様な生徒が自ら運営する学生食堂〈サード・キッチン〉との出会いだった。仲間に支えられ成長していく青春小説。
11 「スピノザの診察室」 夏川 草介 著 (デイジー) 8時間10分 (点字) 4冊
京都の地域病院で働く内科医は、シングルマザーだった最愛の妹が、若くして闘病の末にこの世を去った時、1人残された甥と暮らすために、激務である大学病院を去り、町医者として働く決意をした。
12 「ちょんまげぷりん」 荒木 源 著 （デイジー) 6時間36分 (点字) 4冊
江戸時代のサムライが現代にタイムスリップしてパティシエになる。というなんとも奇抜な作品。家族愛や人情が詰め込まれた以外にも心温まる作品。映画化もされており、この続編の2も面白かったです。
13 「にべ屋往来記」 村木 嵐 著（デイジー) 8時間45分 (点字) 5冊
街道筋にある旅籠・にべ屋。旅人と宿場の人々が織り成す悲喜こもごも。今日もにべ屋には厄介事が持ち込まれる。
14 「本屋さんのダイアナ」柚木 麻子 著（デイジー) 9時間55分 (点字) 6冊
すべての女子を肯定する、現代の『赤毛のアン』。自分を受け入れた時、初めて自分を好きになれる。試練を越えて大人になる二人の少女。最強のダブルヒロイン小説。
15 「ぴんぽんぱんふたり話」 瀬戸内 寂聴、 美輪 明宏著（デイジー) 5時間57分 (点字) 3冊
品位の「品（ぴん）」、根本の「本（ぽん）」、模範の「範（ぱん）」、いまの世に足りないものばかり。ふたりの出会いから、生き方、美と芸術まで語り合う、瀬戸内寂聴、美輪明宏による情熱的対談集。