点字図書 完成情報
▽完成情報
番号、書名、副書名、著者名、冊数、内容
【哲学・宗教】
1 「Life 彼女の生きた道」 河村 晴代、岩崎 順子 著 2冊
普通の女性が普通に生きて、人生の最後の最後に気付いたこととはなにか。がんにより52歳で永眠した河村晴代と、レイキという「気」を使った自然療法を行う岩崎順子との5年間の日々の記録。
2 「菜根譚 中国古典の知恵に学ぶ」 洪 自誠 著 3冊
原典300項目以上の中から、現代人に適していると思われる220項目を選び出し、翻訳する。
3 「養生訓の世界 人生の達人・貝原益軒」 立川 昭二 著 3冊
超高齢社会を迎えた今日の日本では、老いをいかに迎えるかが問われている。八十歳を過ぎて、老いを存分に楽しんだ益軒が、混迷する現代に贈る人生の指針。
4 「病の時に読む言葉 書き下ろし箴言集」 大川 隆法 著 1冊
100のヒーリング・メッセージを収録した、病に苦しんでいる時にゆったりと、繰り返し読める箴言集。
【歴史・地理】
5 「誰も書かなかった玉城デニーの青春 もう一つの沖縄戦後史」 藤井 誠二 著 5冊
ミックスルーツ、伝説の高校生ロックバンド、友人たち、福祉への志、人気DJ、そして政治の道へと。沖縄県知事・玉城デニーの半生を、数多くの同時代を生きた友人や知人の「語り」と合わせて辿る。
【社会科学】
6 「扉を開けて ひきこもり、その声が聞こえますか」 共同通信ひきこもり取材班 著 3冊
中高年のひきこもり61万3000人。本人たちの「声なき声」に耳を傾け、当事者の目線で社会のあり方や支援の形を模索する。
7 「昭和の凶悪殺人事件」 小野 一光 著 4冊
高度経済成長や、バブル景気に浮かれた昭和後期に起きた25の凄惨な事件の犯行と捜査の内幕を、警察の内部資料を基に詳らかにする。
8 「小さな島のちっちゃな学校 野忽那島シーサイド留学物語」 沢田 俊子 文 1冊
〈児童対象〉
都会の子どもたちが親元を離れて、自然の中で暮らし、学ぶ。そんな「シーサイド留学制度」をもつ野忽那小学校。島の外からやってきた子どもたちと、地元の子どもと大人の温かい交流を描く。
【芸術】
9 「モネのあしあと」 原田 マハ 著 2冊
風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化など。見る者を絵に没入させる魔術を、モネはいかに手に入れたのか。アート小説の旗手が、モネの人生と印象派の潮流を徹底解説する。
【詩歌】
10 「わたしを束ねないで」 新川 和江 著 1冊
女に生まれ、恋をし、妻となり母となる、その折々に、生きとし生けるものを讃えつづけ「女の一生」を綴った詩人・新川和江。究極のアンソロジー。
【小説】
11 「 心洞 R/EVOLUTION 3rd mission」 五條 瑛 著 6冊
家出少女のエナと「鳩探し」をさせられているヤスフミ。二人の住む新宿ではドラッグが流通し、若者たちは謎の女性の虜となっている。
12 「残りものには、過去がある」 中江 有里 著 4冊
披露宴をめぐる6つの物語。
13 「プティ・パティシエール 5」 工藤 純子 著 2冊
〈児童対象〉
フランスでお菓子作りの修業をしているマリエ。いっしょに暮らすルナが、ある男の子に急接近。双子のルカは気が気じゃないみたい。
14 「ミチクサ先生 上」 伊集院 静 著 6冊
夏目家の「恥かきっ子」として、生まれてすぐに里子に出された金之助は、祖父の影響で子どもの頃から寄席や芝居に通う。学校では飛び級するほどの好成績で、東大予備門に合格。そして正岡子規と出逢う。夏目漱石の青春を描く。
15 「ミチクサ先生 下」 伊集院 静 著 6冊
夏目金之助は、英語教師として赴任した熊本で妻を迎えて、新婚生活を開始。帰国後、高浜虚子の依頼で書いた「吾輩は猫である」が大評判となる。
16 「余命半年の小笠原先輩は、いつも笑ってる」 浅原 ナオト 著 6冊
大学のサークルで出会った3年生の先輩が余命半年であることを知った、1年生のわたし。先輩は、死を前にしても周りを振り回し、笑わせて、マイペースで飄々としているように見えたのだが。笑って泣ける青春小説。
17 「わたしの嘘つきな神様」 三柴 ヲト 著 4冊
幼いころに母を亡くし身内の家に引き取られたが、そこに居場所がなく孤独な主人公は、高2の夏、「なりそこないの神様」と名乗る不思議な青年と出会う。
18 「我、鉄路を拓かん」 梶 よう子 著 6冊
日本初の鉄道敷設を夢見る平野弥十郎が請け負ったのは、芝から品川間の海上を走らせる「築堤」部分の土木工事だった。明治の初め、至難のプロジェクトに挑んだ男たちの熱き物語を描く。
【海外小説】
19 「アクシデンタル・ツーリスト」 アン・タイラー 著 10冊
主人公は旅行ガイドブックのライター。子供の死がきっかけで、妻との別居や人間関係の問題などを経て、ペットショップのドッグトレーナーと恋に落ちていく姿を描く。
【手記】
20 「仲間に入れてよ ぼくらはダウン症候群」
ジェイソン・キングスレー、ミッチェル・レーヴィッツ 著 4冊
「セサミストリート」に出演し、日常生活の中で障害を描くことに成功したダウン症の2人が、対談形式で自分たちの生活や発達障害を持つ人々の可能性を訴える。ダウン症をアップ症に。
【エッセイ】
21 「道行きや」 伊藤 比呂美 著 4冊
カリフォルニアで夫を看取り、二十数年ぶりに日本へ愛犬と帰国。週の4日は熊本で犬と河原を歩き、植物を愛でる。残りは早稲田大学で、大勢の若者と対話する。過ぎ去りし日を噛みしめ、果てなき漂泊人生を綴る。