ピックアップ図書
3月になり、様々な植物が芽吹く季節となりました。4月からの新たな生活環境へ向けての準備をされている方もみえるでしょう。また今月は、防災について関心が高まる時期でもあります。1月に発生した能登半島地震から2ケ月がたちました。一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
では、今月のピックアップ図書ですが、被災地には、災害救助犬も派遣されました。今月は、災害救助犬に関する本を、4冊ご紹介します。
1 「命を救われた捨て犬 夢之丞」
今西 乃子 著 (デイジー) 2時間47分 (点字) 2冊
「夢之丞」という名のその犬は、殺処分寸前で救われた犬だった。過酷な現場で活躍する災害救助犬と、一度は人間に見捨てられた「命の可能性」を探るノンフィクション。
2 「ローズがくれた人生 日本初の水難救助犬 愛情物語」
佐藤 悠二 著 (デイジー) 3時間13分 (点字) 2冊
救助犬としての厳しい仕事、がん発症と手術。さまざまな出来事を乗り越えて、ローズは人のために働く。日本初の水難救助犬ローズの物語。
3 「ほんとうにあった犬の話 ワン!ダフルストーリーズ」
青い鳥文庫編集部 編 (デイジー) 3時間47分 (点字) 2冊
災害救助犬や、車いすで懸命に生きる犬など、人と深く関わる犬たちの、ほんとうにあった8つのストーリーを収録。
4 「超救助犬リープ」 石黒 久人 文 (デイジー) 1時間35分 (点字) 1冊
災害救助犬育成者からも圧倒的な支持を得た、生死を超え、魂を揺さぶる展開。奇跡と感動のストーリー。第25回 日本動物児童文学大賞受賞作品。