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三重県視覚障害者支援センター

ピックアップ図書

今年の夏も暑い日が続きました。気象庁が先月、「今年の夏の猛暑は異常気象といえる」と結論づけました。9月になりましたが、夏の疲れが残っていると感じる方も多いと思います。このように、秋の気配を感じる頃になってから自覚する「夏バテ」の様な不調を「秋バテ」と称するようです。ご自愛ください。

では、今月のピックアップ図書ですが、地球温暖化による環境の変化は自然環境にも影響を与えています。今月は、生物の生態系に関する図書を5冊と、NHKの朝の番組で紹介された本を1冊、合計6冊をご紹介します。

1 「蓼食う人々」 遠藤 ケイ 著 (デイジー) 10時間5分 (点字) 4冊

人は何をどう捕って、どう食べてきたのか。野兎やカラス、トウゴロウ(カミキリムシの幼虫)、岩茸、鮎、山椒魚、イナゴ、熊、ツチクジラなど、かつて私たちが享受した自然の恵みと原風景の記録と考察。

2 「面白くて眠れなくなる生物学」 長谷川 英祐 著 

(デイジー) 5時間27分 (点字) 3冊

ヒトもミツバチも鬱になる? アリやハチは、我が子と妹のどちらを助けるほうが得をする? 昔、生物をやったものの暗記ばかりで辛かったと思っている人たちのために、教科書では教えてくれない生物のはなしを満載する。

3 「もうすぐいなくなります 絶滅の生物学」 池田 清彦 著 

(デイジー) 5時間59分 (点字) 3冊

生命誕生からおよそ38億年。地球上ではおびただしい数の生物種が出現と絶滅を繰り返してきた。絶滅と生存を分ける原因は何か。絶滅から生命の進化を読み解く新しい生物学の教科書。

4 「わけあって絶滅しました。」 丸山 貴史 著 

(デイジー) 3時間51分 (点字)2冊

ドードー、シソチョウ、ティラノサウルスなど、いろいろな生き物が絶滅した理由を、大きさ・生息地等の基本データやイラストとともに紹介。

5 「あなたの体は9割が細菌」  アランナ・コリン 著 

(デイジー) 13時間7分 (点字) 7冊

ヒトの腸内には100兆個もの微生物がいる。体内微生物の生態系が破壊され、さまざまな問題を引き起こしている。体内微生物とあなたと健康の関係を解き明かす。世界19カ国で刊行のベストセラー。

6 「ゆっくり動くと人生が変わる 副交感神経アップで、心と体の不調が消える!」 小林 弘幸 著 

(デイジー) 4時間47分 (点字) 3冊

日常動作のペースを少し落とすだけで、仕事も人間関係もうまく回りだす。 自律神経研究の第一人者が、身体をリラックスさせる「副交感神経」の働きを高める、簡単かつ効果的な方法を指南する。