ピックアップ図書
5月の中旬を過ぎると、暑い日が増えてきます。皆様、熱中症にお気を付けください。
さて、今月のピックアップ図書ですが、2023年本屋大賞に関する本を13 冊ご紹介します。
▽2023年本屋大賞受賞作品
1 「汝、星のごとく」 凪良 ゆう 著
(デイジー) 11時間41分 (点字) 製作中
瀬戸内の島に育った二人の高校生。心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
▽2023年本屋大賞 ノミネート作品 9冊
1 「ラブカは静かに弓を持つ」 安壇 美緒 著
(デイジー) 10時間31分 (点字) 5冊
勤務先の上司から、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠を掴むこと。傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが始まる。
2 「光のとこにいてね」 一穂ミチ 著
(デイジー) 11時間40分 (点字) 製作中
古びた団地の片隅で、彼女と出会った。運命に導かれ、運命に引き裂かれるひとつの愛に惑う二人の四半世紀の物語。
3 「爆弾」 呉 勝浩 著 (デイジー) 15時間2分 (点字) 7冊
都民1400万人を人質にとる無差別爆破テロ。狭小な取調室の中で、正体不明の容疑者と警察の戦いが始まる。
4 「月の立つ林で」 青山 美智子 著
(デイジー) 制作中 (点字) 製作中
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ心震える小説。
5 「君のクイズ」 小川 哲 著 (デイジー) 制作中 (点字) 製作中
クイズ大会決勝戦。“僕”の対戦相手はなぜ「ゼロ文字正答」できたのか。
クイズ・エンターテインメント。
6 「方舟」 夕木 春央 著 (デイジー) 8時間57分 (点字) 製作中
地下建築で起こった殺人事件。9人のうち、死ぬべきなのは誰か。誰か一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、殺人犯を見つけなければならない。
7 「宙ごはん」 町田 そのこ 著
(デイジー) 13時間47分 (点字) 6冊
育ててくれている「ママ」と産んでくれた「お母さん」がいる。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
8 「川のほとりに立つ者は」 寺地 はるな 著
(デイジー) 制作中 (点字) 製作中
カフェの若き店長は、ある日、恋人が怪我をして意識が戻らないと、病院から連絡を受ける。当たり前に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みと、その先の希望を描いた物語。
9 「#真相をお話しします」 結城 真一郎 著
(デイジー) 5時間45分 (点字) 3冊
家庭教師の仲介営業マンをする大学生、マッチングアプリに勤しむ中年男、精子提供を始めた夫婦。でも、何かがおかしい。緻密で大胆な構成と容赦ない「どんでん返し」の新感覚ミステリ短篇集。
▽2023年本屋大賞 翻訳小説部門 3冊
1 「われら闇より天を見る」 クリス・ウィタカー 著
(デイジー) 製作中 (点字) 製作中
自称「無法者」の少女ダッチェスと、過去に囚われた警察署長ウォーク。彼女たちの町では30年前、ひとりの少女が命を落とす事件が起きた。人生の闇の中に差す一条の光を描いた英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。翻訳小説部門第1位。
2 「プリズム」 ソン・ウォンピョン 著
(デイジー) 製作中 (点字) 製作中
過去の傷や闇を抱えた四人の男女が、人との出会いを通して自分を見つめ直し、成長してゆく姿を繊細に描いた、大人のための恋愛小説。翻訳小説部門第2位。
3 「グレイス・イヤー 少女たちの聖域」 キム・リゲット 著
(デイジー) 製作中 (点字) 製作中
16歳を迎えるティアニーは、妻としてではなく、自分の人生を生きることを望みながら、〈グレイス・イヤー〉に立ち向かう。生死をかけた通過儀礼が、始まる。翻訳小説部門第3位。