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三重県視覚障害者支援センター

3. 「夏休み小中学生盲導犬学習会」を実施しました

 8月5日(月曜日)13時30分から15時まで、三重県社会福祉会館講堂にて、支援センター事業の盲導犬学習会を行いました。

 今年は、小中学生と保護者を合わせて52人の方にご参加いただきました。

 講師に、社会福祉法人中部盲導犬協会の訓練士と訓練犬のリオちゃんを迎え、次のような内容で行われました。

 前半は、目が不自由なことを理解するために、ユニバーサルデザインの考え方を導入したジュースやビールの缶の点字、シャンプーボトルのギザギザ状のきざみなどを紹介しました。また、目の見え方や視野の幅について、自分の親指と人指し指で輪っかを作り、その輪っかを自分の目にあて広げたり狭めたりして見え方を体験し、理解を深めてもらいました。後半では、盲導犬の訓練の実演、アイマスクをつけての盲導犬との歩行を体験するなど、充実した時間をすごしていただきました。

 最後の質問コーナーでは、「犬もいろいろな命令を覚えるのが大変ではないのか」「盲導犬の役割を学んで、少しだけ目の不自由な人の気持ちが理解できたように思う」など、多くの質問や感想が寄せられました。

 学習会終了後も、質問をする子供達や保護者もいて、大盛況の学習会となりました。