本文に移動

三重県視覚障害者支援センター

1. 三重県知事より年頭のご挨拶

三重県知事 一見 勝之

 新年おめでとうございます。

 令和6年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 さて、県では、障がいの有無に関わらず、誰もが尊重し合いながら共生する社会の実現をめざし、地域生活・就労の支援や社会参加の推進、障がい者差別の解消など、さまざまな取組を進めています。

 特に、障がいを理由とする差別の解消については、障害者差別解消法が改正され、これまで努力義務となっていた事業者による合理的配慮の提供が、本年4月からは義務化されることに伴い、これを契機とした周知・啓発等の取組を強化しています。

 また、本県の障がい者施策の基本的な方向を定めた現行の「みえ障がい者共生社会づくりプラン」が本年3月をもって終期を迎えることから、障がい者を取り巻く環境の変化をふまえて現在、次期プランの策定を進めているところです。

 加えて、三重県視覚障害者支援センターでは、生活訓練の実施や交流会の開催、生活に役立つ情報の提供など、視覚障がい者のみなさまの自立と社会参加に向けて取り組んでいるところです。今後は、読書バリアフリー法や障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法の施行をふまえ、さらに取組を推進していきたいと考えています。

 引き続き、障がい者の権利擁護や、社会参加の促進、地域生活・就労の支援など、さまざまな取組を推進してまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、本年の皆様のご多幸とご活躍を祈念し、新年のご挨拶といたします。