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三重県視覚障害者支援センター

8. 三重盲フロアバレーボール部 全国大会3位入賞!

三重県立盲学校 フロアバレーボール部

 三重県立盲学校フロアバレーボール部は、第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会において第3位入賞を果たしました。

 全国大会は8月19日(火曜日)から21日(木曜日)に、北海道札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で行われました。札幌、盛岡、石川長野松本合同チーム、筑波附属、三重、浜松、大阪北、大阪南、下関南、宮崎明星の10校が出場しました。

 大会初日の8月19日は早朝に出発、はじめての飛行機や北海道にワクワクドキドキしながら札幌へ、開会式は、現地のダンスチームのパフォーマンスや札幌視覚支援学校生徒による国歌独唱など、盛大にとり行われました。

 2日目の8月20日、初戦の札幌は2年前の静岡大会でも対戦したことのあるチームで、前回は勝ったものの、前日の公式練習で一段とレベルアップしていることがうかがえ、気を引き締め合いました。現地北海道の応援に熱が入る中、1セット目17-15、2セット目は17-15、と2セットとも接戦の末、本校が勝利しました。この日は午後から試合がなく、少し寄り道をして「さっぽろテレビ塔」へ、少し旅行気分も味わいました。

 3日目の8月21日はいよいよ準決勝、優勝候補の筑波附属と対戦しました。前衛を中心とした強豪相手に、1セット目は14-16で惜しくも逃しましたが、2セット目は15-13で本校が取り返したものの、3セット目は3-8で制限時間となり、惜しくも敗退しました。三重も筑波も守備、攻撃ともに良いシーンが多くみられたレベルの高い試合でした。

 3位決定戦の相手は、全国大会の上位常連の強豪大阪北で、気合いを入れなおし、「おちついて、いつもどおりのプレー」をモットーに挑みました。対戦ではいつも通りのプレーを心掛け、1セット目15-13、2セット目は15-5と2セットを連取して勝利し、念願の全国大会入賞を果たすことができました!

 例年トップ2を占める大阪北を3位決定戦で下し、優勝した筑波附属との対戦では決勝に劣らぬ戦いぶりで、選手たちは普段の実力を存分に発揮しました。今大会の三重は、優勝を狙える実力にあると思っています。また、挨拶、準備、移動、時間管理など自分たちで声をかけあって工夫するなど、試合以外でもよい経験となりました。

 閉会式では、チームの3位表彰に加えて、ベストシックス(個人賞)で本校の選手の一人が表彰されました。

 今大会の様子は「第9回全国盲学校フロアバレーボール北海道大会」HPにYouTubeで公開されています(実況解説付)。

 全国大会出場に際しては協賛金他、多くの方々にご支援いただきました。この場を借りて心より感謝申し上げます。