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三重県視覚障害者支援センター

6. 投稿 SSピンポンお披露目会を開催しました

いなべ地区視覚障害者協会 近藤則幸

 9月14日(木曜日)9時30分から、いなべ市ひきこもり支援センター「瑠璃庵」にて、SSピンポンで使用する専用台が市内で初めて設置されたことを記念し、お披露目会を開催しました。

 当日は、いなべ市長をはじめ、社会福祉課、社会福祉協議会の代表、会場である「瑠璃庵」所長の皆さんからご挨拶いただいた後、SSピンポンを体験していただきました。三重県視覚障害者協会STT部代表の伊藤さんからのルール説明後、来賓の皆さんは、三重県SSピンポン協会理事の黒田さんと模範試合をして楽しんでみえました。皆さん一生懸命戦い、「もう少しやれると思った」などと感想を述べられ、和気あいあいとした交流を楽しんで帰っていただきました。

 10時30分から2部を行い、会員7人とボランティア13人でペアを組み、ダブルスの試合を体験させていただくとともに、その後会員はシングルも体験しました。最後に会員とボランティアの中で希望者が、黒田さんと対決をしていただきましたが、歯がたちませんでした。

 黒田さんは、東京オリンピックの際、聖火ランナーを務められた方で、その時に使用した聖火トーチをこの日、持ってきてくださったのです。思ってもないことが起こり、会員やボランティアの皆さんは、聖火トーチを持たせていただき、写真を撮るなど貴重な体験をさせていただきました。皆は、「あんな重いものを持って走られたんだ」「日頃から体を鍛えておられるのだな」と感心していました。大事な宝物をお持ちいただき、ありがとうございました。

 SSピンポンは、頭を使うので認知症予防にもなりますし、おしゃべりをしながら体を動かすことはストレス解消にもつながります。卓球ならと体力に自信のある方は、一度体験・見学に来てくださいと声をかけました。

 最後に三重県視覚障害者協会STT部代表からラケットとピンポン玉2種類を寄贈いただきました。指導員や来賓並びにボランティアのみなさん、この場をお借りしましてどうもありがとうございました。また機会がありましたらご指導よろしくお願いいたします。