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三重県視覚障害者支援センター

5. 春休み小中学生盲導犬学習会が無事終了

 3月28日(火曜日)13時30分から、三重県社会福祉会館3階講堂にて、盲導犬学習会を行いました。参加者は、幼稚園から中学生までの児童・生徒等23名と、保護者等20名でした。また、中部盲導犬協会から講師1名と盲導犬1頭が来てくれました。

 学習会では、前半にユニバーサルデザインの商品を例に挙げながら、視覚障がい者の日常生活がしやすくなっていることや、盲導犬の役割についての話がありました。

 後半では、盲導犬の訓練の実演がありました。人間に慣れさせる訓練や長時間待つための訓練、道にある障害物をよける訓練や、空いている椅子を探して誘導するなどの方法を学ぶ訓練が実演されました。その後、3名の希望者にアイマスクをつけてもらい、盲導犬との体験歩行が行われました。さらに、希望者が多かったため、学習会終了後にも体験歩行を行うなど、大変充実した学習会となりました。

 参加した子どもたちからは、「アイマスクをつけて歩くことは怖かったが、盲導犬と一緒に歩けたので安心した」とか、「盲導犬は賢くて、人の言うことをよく聞くなぁ」などの感想を聞くことができました。

 この学習会が今後も子供たちの思いやりの心を育む一助となってほしいと願っています。

 なお、この模様は、津ケーブルテレビの地域ニュースでも取り上げられました。