4. 白杖の日 啓発活動の実施(10月15日)
10月15日(土曜日)の国際白杖の日において三重県視覚障害者協会では、三重県内4カ所(津市、四日市市、名張市、松阪市)で社会の理解を深めていただくよう、のぼり・たすきや配布物、声かけなどにより街頭啓発活動を行いました。
津駅前(JR側の東口)では、午前11時から協会(本部・津支部・紀南支部)役員6名、センター職員3名が2か所に分かれて、「のぼり旗」を掲げ、啓発用ステッカーを印刷したラベル入りティッシュを300個配布し、白杖を持つ方への理解を求めました。遠くからでも目立つ黄色の「のぼり旗」と参加者が身に着けた白い「たすき」には、「10月15日 国際白杖の日」と書かれており、道行く人にしっかりとアピールしました。
今年は、土曜日ということもあり、平日ほどの人通りはありませんでしたが、家族連れや学生など若い世代の方が多く、「白杖を知らない、初めて見る」という方々に知ってもらえたのではないかと思います。なかには、白杖や盲導犬を興味深く見ているお子さんに親御さんが説明している姿も見かけられました。
コロナ禍で、ソーシャルディスタンスが当たり前になってしまい、人との接触を避けるような風潮にあるなか、周囲の人が声かけをしてくれることで視覚障がい者が助けられることが多くあることを各地域において活動を啓発していく必要があると感じました。