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三重県視覚障害者支援センター

3. 協会 会長と各部代表の年頭のご挨拶

[三重県視覚障害者協会]

令和5年新春ご挨拶

三重県視覚障害者協会

会長 中島 信哉

 明けましておめでとうございます。

 「はなしょうぶ」の愛読者の皆様、新春を迎え、こころなごやかにお過ごしのことと存じます。昨年は、コロナウイルス感染症の終息が見えず、多くの事業の中止も余儀なくされましたが、少しずつ開催に向け取り組みを進めてまいりました。

 その中で、協会会員の高齢化や会員の減少も有る中、私たち目の不自由な者にとっても情報の収集には、特にパソコンやスマホによる病院予約、公的機関への申し込み、各企業の問い合わせなどの多くがインターネットを利用するものへと変化し、高齢者や障がい者、特に視覚障がい者は生活に困る機会も増えているところです。

 私たち協会も、情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行されたのを一つの機会ととらえて皆様方のご理解とご協力を賜り、IT機器の講習会などを行いながら、少しずつでも前に進めていきたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。

 最後に、皆様のご多幸と益々のご健康をお祈りし、新年のご挨拶にかえます。

[スポーツ部]

西方 繁春

 令和5年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。

 本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

 昨年は、「森保ジャパン」の相次ぐ強豪撃破で盛り上がったサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は、私達に勇気と感動を与えてくれました。

 新型コロナウイルス感染拡大は、運動不足による様々な健康二次被害への影響が懸念されています。私達は生きてゆく上で身体の健康はもちろん、心も健康でなくてはなりません。

 運動やスポーツをすることは、身体的には、生活習慣病などの疾患リスクの軽減や改善、筋力やバランス能力、また、免疫力を向上させることが知られておりますが、メンタルヘルスの改善やストレスや不安に対する抵抗力を高める効果もあります。感染症対策をしっかり行い、皆様も色々なスポーツに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 最後に、視覚障害者協会の活動を活性化し次の世代に継承していくためには、スポーツをしている皆様のバイタリティーとチャレンジ精神が求められています。

 本年も、皆様の一層のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

[グランドソフトボール部]

 新年明けましておめでとうございます。

 グランドソフトボール部の加藤です。

 昨年も、コロナや悪天候に翻弄されて、中止になった大会もありましたが、可能な限り練習・試合・体験会などを行ってきました。

 今年も1年、チーム一丸となって頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

[サウンドテーブルテニス部]

 新年明けましておめでとうございます。

 STT部伊藤 雅彦です。

 旧年中は皆様の温かいご協力及びご支援有難うございました。昨年もコロナがなかなか終息しない中、東海ブロック大会、Sダブルス大会、三重県視覚障がい者サウンドテーブルテニス大会、全国視覚障害者卓球大会等が開催されました。

 全国視覚障害者卓球大会では、三重県選手が男女合わせて3名が3位以内に入るという素晴らしい成績を収めました。これも、審判員さんやSSピンポン会員さんを含めいろいろな人がかかわってくれた成果だと思います。

 本年もいろいろとお世話になるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。また、毎年10月ごろに開催している、三重県視覚障がい者サウンドテーブルテニス大会ですが、STT部に入っていない人も参加してもらえるよう、初心者の交流大会も計画していますので、ぜひふるって参加してみてください。

 では、みなさん食べすぎと健康に気を付けて今年も無理なくがんばりましょう!!

[フロアバレーボール部]

代表 藤田 亨

 令和5年 皆様あけましておめでとうございます。

 昨年のフロアバレーボールの活動にご協力ありがとうございました。

 さて昨年は、フロアバレーボールの大会も練習も相変わらず新型コロナウイルス変異株の影響で思うように大会参加、練習もできませんでした。

 今年こそは、新型コロナウイルス変異株の影響を受けずに思いっきりスポーツを楽しみたいと部員一同、願っています。

 現在、バレー部の部員が少なくなりつつありますので部員を増やして各大会に練習に健康で臨みたいと思っています。バレー部員、審判、ともに年齢、男女、健常者の区別なくバレー部員の募集を続けていますので、是非入部してください。

 皆様が、今年一年健康で過ごされますようお祈り申し上げます。

[女性部]

                      河内 とみ子

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年も、新型コロナが終息しない中、行事に、参加ご協力ありがとうございました。

 全国視覚障害女性研修大会(福島)も、ズーム会議となり、支援センターにて河内、西方さんと、参加させていただきました。

 今年こそ、ウサギのようにぴょんぴょんとはねれて私たちの活動も、笑ってお逢い出来たらいいですね。

 皆さんの健康と、ご多幸をお祈りしつつ本年も、宜しくお願いいたします。

[情報部]

 新年明けましておめでとうございます。昨春急逝されました情報部前部長の福本さんの後を引き継ぎました津市の内田順朗です。

 昨年を振り返りますと、新型コロナ感染症の影響はまだまだ続いてはいるもののそれぞれの社会活動は次第に活発化の方向になってきたと思います。国の方でもデジタル庁が本格的に機能し始めて国民生活のすみずみまでデジタル化の波は身近に迫ってきています。否応なく個々人がスマートフォンを活用しなければならない時代に入りました。例を挙げますと視覚障がい者の歩行を支援するアプリも実用化に入ったようです。歩行者用信号機をスマートフォンで読み取るという二つの試みがありました。「OKOアプリ」と「アイナビアプリ」です。

 私はいずれのベータ版も使用を試みていますが、視覚障害者用音響信号機が設置されていない交差点であっても、歩行者用信号機にスマートフォンを向けるとほぼ間違いなく赤・青の判断をしてくれます。あとは各自が安全を確認して横断歩道を渡るということになります。

 これらの歩行支援アプリは今年には正式版が公開されるようで、後者は無料配布になるようです。これは一つの例ですが、スマートフォンを上手に活用すればQOLの改善には大きく寄与します。情報部ではこのような情報の提供と機器の活用を目指して活動を続けて参ります。多くの皆様のスマホ活用を願っております。