3. 3年ぶりのハイキング無事終わりました(10月6日)
すっかり秋の気配に包まれた心地よい気候のなか、10月6日(木曜日)、明和町の「斎宮史跡公園」へ3年ぶりにハイキングへ出かけました。今年は、センター利用者、ボランティアなど合計62名の方が参加いただき、歴史を感じさせる国史跡斎宮跡をゆっくりと散策しました。
最初に近鉄斎宮駅前にある「いつきのみや歴史体験館」に立ち寄り、平安時代の貴族の日常の様子や遊びなど体験館の職員の説明を聞きました。この体験館では、小袿(こうちき)とよばれる貴族女性が着ていた「十二単」の一部を復元したものや、貝覆い(かいおおい)といい、トランプの神経衰弱のようにぴったりと合うはまぐりの貝殻を探す遊び道具が展示してあり、参加者の皆さんは、実際触ったり遊んだりして楽しんでみえました。そのなかでも葱華輦(そうかれん)とよばれる斎王が京の都から斎宮に来るまでに乗ってきたお輿は実際に乗ることもできるとあって、入れ替わり立ち代わり体験されていました。
「いつきのみや歴史体験館」をあとにし、斎宮跡歴史ロマン広場周囲の約2キロの距離を歩きました。車の往来も少なく、道幅も広かったので、参加者は付添者やボランティアと並んでおしゃべりしながら秋の斎宮を楽しまれていました。途中、「いつき茶屋」での休憩をはさみ、斎宮の区画を構成した復元道路、さいくう平安の杜を周り「いつきのみや地域交流センター」で昼食をとりました。昼食後、「いつき茶屋」まで戻り解散しました。
親子で参加されていた方からは「久しぶりのハイキングに参加できてとても楽しい。」と嬉しい言葉をいただきました。
参加者とボランティアの皆さんとの会話が弾み、あちらこちらで笑い声が響きわたっていたのが印象的でした。ボランティアの皆さんには、歩行の誘導や道の案内など、ご協力いただきありがとうございました。