2. 「夏休み小中学生盲導犬学習会」を実施しました
毎年恒例行事となっている表題の学習会を、今年も8月4日(月曜日)13時30分から15時まで、三重県社会福祉会館講堂にて行いました。
今年は、小中学生と保護者を合わせて10人の方にご参加いただきました。
講師に、社会福祉法人中部盲導犬協会の訓練士と訓練犬を迎え、次のような内容で行われました。
前半は、目が不自由なことを理解するために、ユニバーサルデザインの考え方を導入したジュースやビールの缶の点字、シャンプーボトルのギザギザ状のきざみなどを紹介しました。また、目の見え方や視野の幅について、自分の親指と人差し指で輪っかを作り、その輪っかを自分の目にあて、広げたり狭めたりして見え方を体験し、理解を深めてもらいました。いろいろな説明をする中で問いかけられる多くの質問に、参加した子供たちは正しい回答を次々に答え、中部盲導犬協会の訓練士も驚きの連続でした。
後半では、盲導犬の訓練の実演、アイマスクをつけての盲導犬との歩行を体験するなど、充実した時間をすごしていただきました。
最後の質問コーナーでは、「なぜ盲導犬への命令は日本語なのか」や「一頭当たりの育成費が高く、大変驚いた」などの質問や感想が寄せられました。