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三重県視覚障害者支援センター

15. 女性部主催のイベントに参加して

              志摩市 小川 明美

 5月29日(木曜日)女性部主催の「栄養に関するお話」と、「伝統楽器二胡とピアノ(キーボード)の演奏」に参加し、楽しい時間を過ごしました。三重県視覚障害者支援センター所長の田中さんのご挨拶をいただいたのち、午前は、三重県立盲学校の管理栄養士をされてるD先生のお話を聞きました。

 高齢者になると心身共に衰えていくのを予防するために食事・栄養・社会との交流が大切だとのことです。この時、初めて「フレイル」という言葉を聞きました。「フレイル」とは、加齢により心身が老い衰えた状態のことだそうです。「フレイル」の基準をあげてみました。

 (1) 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少

 (2) 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3、4日以上感じる

 (3) 歩行速度の低下

 (4) 握力の低下

 (5) 身体活動量の低下

 フレイルには、体重減少や筋力低下などの身体的な変化だけでなく、気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれるそうです。介護生活にならないように日々、心身ともに健康で楽しい暮らしを過ごしたいと思いました。

 昼食は、津市大門にある三重県発祥の「天むす」をおいしくいただき、日々遠く離れてる仲間たちと楽しいおしゃべりの時間を過ごさせてもらいました。

 午後からは、同じ建物の中の三重県社会福祉会館2階 大会議室へ移動し、「伝統楽器二胡とピアノ(キーボード)の演奏」を楽しみました。

 幼かったあのOちゃんがこのような活動をしていることを知り、自分も高齢者になったのだとつくづく感じさせられました。

 今日の日にかかわってくださった皆様、ありがとうございました。