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三重県視覚障害者支援センター

13. 投稿 俳句・川柳・短歌

俳句

爺爺(じいじ)の 胡坐にすっぽり 七五三

                      伊藤 ゆう子

老いてなを 母恋う夜半や 冬銀河

                          白藤

川柳

テレフォンの 5の上の点 ありがたき

                       倉田 隆子

(水無月会 石田 寿子選)

おいでませ 胡瓜の馬で 着く先祖 

                       楠木 博子 

ペットボトル 茶柱出ない 占なえず 

                       広田 千賀子

ブラジルからと 若い女性の パン屋さん 

                       水谷 幸

短歌

南天の 実り毎日 食べてると

       視力回復 ホントかな?

                       柿野 豊嘉

ラジオから 青春時代の 曲流れ 

       心震える 晩秋の午後

 晩秋のある日、ラジオから1970年代のフォーク・ニューミュージックの特集番組が流れてきました。劣等感の塊で何事にも消極的、孤独でせつなくて、でも時には心の奥底では何かに燃えていたこともあった私の青春時代を懐かしく思い出したひと時でした。

                       松阪のしょうちゃん

椅子に乗り まず屋外の 掃除から

       今日の元気と 小春に感謝

 暦の上では冬とはいえ、暖かい日が続いています。早くから年末の大掃除を始めました。今年もできることに感謝しながら。

                       美栄子