本文に移動

三重県視覚障害者支援センター

12. 投稿 俳句・川柳・短歌

俳句

被災地に あやまり常の 冬の風呂

                      伊藤 ゆう子

突然の ニュース飛び込む お正月

                       浦西 真弓

川柳

(水無月会 石田 寿子選)

ヒナ雀に 柔い餌やり 会話する

                      鈴木 三枝子

胃を無くし いつも食事は マイペース

                       楠木 博子

縄暖簾 酒場すずめで ついぶらり

                      広田 千賀子

短歌

北国の デブの鯖たち 人気あり

         もてはやされて ラーメンに入り

 ラーメンの麺に鯖のだしをいれて、作ったのが「サバだしラーメン」というそうです。

                       柿野 豊嘉

小春日の 車椅子押す 看護師の

         やさしく白き 手には豆粒

                       倉田 隆子

元日に ラジオの警報 鳴り響き

         日本の未来に 不安がつのる

 元日の夕刻にラジオからの警報音の後、大地震発生、気持ち悪い揺れ方に恐怖を感じている中、緊迫した声で避難を促すアナウンスが繰り返されました。次々起こる災害に我が国の未来はどうなるのか不安を感じずにはいられません。

                   松阪のしょうちゃん

永き陽の 友情感謝です。

はるこちゃん とうとう別れが来 天上界にねむり

 ともかく心根の優しい人でした。誰からも愛される人。寂しくなりました。合掌。

                         美栄子