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三重県視覚障害者支援センター

11. 日視連東海地区夏季研究集会に出席して

 女性部 西方 敬子

 7月30日(日曜日)、静岡県で日本視覚障害者連合東海地区夏季研究集会が開催されました。会場はJR静岡駅近くの静岡県総合社会福祉会館「シズウエル」でした。

 午後、竹下会長の講演の後、各分科会に分かれて話し合いました。女性部長の河内さんと西方は、女性部分科会に行きました。2年ぶりに、東海4県の女性部員が対面で話し合うことができました。

 分科会のあらましは、以下のとおりです。

(1)提出議題

 今年の日視連女性協議会全国大会で、各地区から集まったものを3題ほど選び、来年の日視連大会で話し合うそうです。東海地区は、「視覚障がい者に使いやすいタッチパネルの普及をしてほしい」というものです。今、タッチパネルをあちこちで見かけるようになりました。回転寿司などの食堂での注文、エレベーター、券売機、いろいろあります。音声をつける、その他、サポート体制を社会に訴えていこうというものです。

(2)研究テーマ

 今年の日視連女性協議会全国大会「神奈川大会」で各地区から集まったものから選び、来年の全国大会の研究テーマにするそうです。東海地区は、「視覚障がい女性によるICT活用について」でした。副題が「事例の紹介、課題の提示、代替手段について」となっています。

 今、日本社会はデジタル化がどんどん進んでいます。先ほどのタッチパネルもそうですが、スマホ、セルフレジ、無人のコンビニなどなど。「田舎に居るから関係ないわ」と言いたいけれど、そうも言っていられない世の中になりそうです。

(3)活動報告

 東海4県の女性部の集いで、どんな行事をしているのか、紹介しあいました。いろいろありましたが、フラワーアレンジメント、クリスマスや正月のオーナメントづくり。ファイナンシャルプランナーに来てもらってNISAの話を聞く、はては、バスをチャーターして社会見学というのもありました。「いろいろあるなぁ」と思って帰ってきました。出席させていただき、ありがとうございました。