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三重県視覚障害者支援センター

10. グランドソフトボール部活動報告

 9月15日(日曜日)、三重県身体障害者総合福祉センターグランドにて、「中日本大会(三重大会)」が行われました。参加した東京都、静岡県、三重県の3チームが総当たりで試合をしました。

 1試合目は、三重県対東京都で3対2で三重県が勝ちました!昨年の鹿児島大会の3位決定戦でも東京都と当たり、1点差で三重県が勝利したこともあり、東京都からは「また負けた」との声が聞かれました。この試合では、三重県チームの方がヒットの数は多かったのですが残塁が多く、点数に結びつかない展開で、かろうじて1点差で勝つことができました。

 2試合目は、東京都対静岡県が対戦し、3対1で東京都が勝ちました。

 3試合目は、静岡県対三重県でしたが、4対4の同点で時間切れとなりました。静岡県に取られた点数は全てホームランでの点数で、一番打者にソロホームランと、スリーランを打たれての4点でした。ホームランを打った打者は2本とも素晴しいバッティングでした。静岡戦でよかったのは、点を取られたすぐ後に点を取り返すことができたことです。欲を言えば逆転できたらよかったのですが・・・。静岡は全盲の選手がみんなバントをしたのですが、三重県のキャッチャーのバントに対しての守備力が活きました。そのキャッチャーであるI選手は、ノーアウト満塁で全盲の選手のバントをすぐに取り、ホームベースを踏みファーストに投げ、そのおかげでダブルプレーをすることができました。 

 この2試合で、三重県の全盲の選手はみんなボールを取ることができ、バッティングも好調で出塁することができました。2試合とも残塁が多かったので、もう一押しが欲しかったです。三重県チームにもホームランが欲しかったのが本音です。

 この暑い中、審判の皆さんには大変お世話になりました。第一試合が9時からの開始だったため、朝早くから準備等に携わっていただいた関係者の皆さんに感謝します。後片付けもお疲れ様でした。年配者が多いのに、熱中症にもならず、無事に終わったので良かったです。