1. 郵便料金が変わります

　10月に入り、今年も食料品や飲料など値上げが相次いでいます。その中でも生活に身近な郵便料金が、令和6年10月1日から変更されました。メールやSNSの普及で郵便物の減少、燃料費や人件費の高騰などもあり、30年ぶりに料金が引き上げられました。

　主な郵便物として、通常はがきは63円から85円へ、定形郵便物(25グラム以内)が84円から110円へ、定形外郵便物(規格内 1キログラム以内)に至っては580円から750円へ、レターパックや速達なども値上げされました。現在、手持ちのハガキやレターパック封筒などはそのまま利用することはできますが、差額分の郵便切手を貼付する必要があります。

　郵便料金の値上げで多くの企業は影響を受け、コストを抑えるため、郵便物のデジタル化やペーパーレスが一層進むと考えられます。請求書などの郵便物がデジタルへの形態へ移行するでしょう。普段、スマホやパソコンなどでインターネットを利用しない高齢者や障がいを持つ方にとっては、取り残されないか不安が残ります。

　詳しい、郵便料金の変更内容については、郵便局のホームページをご参照ください。点字郵便物については、引き続き無料で送ることができます。