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三重県視覚障害者支援センター

1. 三重県知事より年頭のご挨拶

    三重県知事 一見 勝之

 新年おめでとうございます。

 令和5年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

 さて、県では令和4年10月、おおむね10年先を見据えた県の長期構想である「強じんな美し国ビジョンみえ」および令和8年度を目標年度とする計画「みえ元気プラン」を策定いたしました。

 「みえ元気プラン」においては、障がいの有無に関わらず、誰もが尊重し合いながら共生する社会の実現をめざす姿の1つとして位置付け、地域生活・就労の支援や、社会参加の推進、障がい者差別の解消など、様々な取組を進めてまいります。

 三重県視覚障害者支援センターでは、生活訓練の実施や交流会の開催、生活に役立つ情報の提供など、視覚障がい者のみなさまの自立と社会参加に向けて取り組んでいます。

 また本年は、障害者差別解消法の改正に伴い、今まで努力義務となっていた事業者による合理的配慮の提供が義務化されることを受け、この改正を契機に障がいの有無にかかわらずお互いに個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けた、周知・啓発の取組を強化してまいります。

 さらに、障がい者施策の基本的な方向を定めた、「みえ障がい者共生社会づくりプラン」では、バリアフリー対応型信号機の整備を推進しており、歩行者支援装置「高度化PICS(ピックス)」は、県内7市61か所の交差点へ設置するに至りました。

 これらの取組をはじめ、共生社会の実現に向けて、今後もさまざまな取組を進めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、本年の皆様のご多幸とご活躍を祈念し、新年のあいさつといたします。